ザハ・ハディドの斬新すぎる建築まとめ

膨大な建設費用から計画そのものが白紙に戻された新国立競技場。その奇抜なデザインで一躍時の人となったのが、イギリスを拠点に活躍する建築家ザハ・ハディド氏です。「アンビルト(unbuilt=建設されていない)の女王」なる異名をもつ彼女ですが、もちろんビルドされた作品も世界には数多くあります。今回は世界のザハ建築を口コミとともにご紹介します。

東大門デザインプラザ(韓国/ソウル)

東大門運動場の跡地に2014年に誕生した東大門デザインプラザ(通称DDP)は、アートとデザインが融合する最新スポット。イベントホールに博物館、デザイン雑貨を販売するショップなどが一堂に会した大型施設で、そのユニークな佇まいを見学するためだけに訪れる観光客も多いそう。ちなみに完成までにかかった総工費は4840億ウォン(当時のレートで約460億円)とか。

美しい曲線美はさすが。まるで宇宙船が下りてきたよう!?

AylinaChuaさんの投稿写真

ただの階段ですが、実にフォトジェニックです。

TheShisさんの投稿写真

夜のライトアップも必見。光の花畑にうっとりします。

Isa_8288さんの投稿写真

昼景と夜景と両方見る価値ありです。 スケール感が只事でなく、階段やスロープに信じられないくらいの(無駄に感じざるを得ない)スペースを割いていたり、建物の形が何とも言えず…tabimaruさんの口コミ
建築好きは必見だと思いますが、ザハ建築は実は外観よりも内部空間の方が面白かったりするので、必ず中に入ることをお勧めします。 中にはデザインショップなどが入っていて、イベント会場で催し物をやったりもしました。きりんせんぱいの口コミ

リバーサイドミュージアム(イギリス/グラスゴー)

クライド川河畔に立つリバーサイドミュージアム(The Riverside Museum of Transport and Travel)は、大人から子供まで幅広い年齢層が楽しめる交通博物館。車や自転車、路面電車に地下鉄・バスなど、あらゆる乗り物が展示されています。特に造船業や機関車製造が盛んだったグラスゴーらしく、船舶模型や蒸気機関車の展示は見ごたえたっぷり。外観の奇抜さ以上に、「展示物が素晴らしい」と口コミも称賛の嵐です。

一度見たら忘れられないギザギザ屋根の建物。さすがハディドの作品ですね。

施設より提供

多様な乗り物の展示が興味をそそります。壁にもクラシカルな車がずらり。

Stephen Hさんの投稿写真

昔の街並みを再現した展示室も。タイムスリップした感覚が味わえます。

Montana5さんの投稿写真

グラスゴーで製造された、もしくは使用された機関車や路面電車、自動車などが多く展示されている無料の博物館です(だたし屋外の船は有料)。ナショナルレール(ScotRail)か地下鉄のパーティク(Partick)駅が最寄りです。Shirojiroさんの口コミ
外装は波を打つ感じが印象的ですが、内部もグラスゴーに関する交通関係の実機が置いてあり、長い時間でも併設のカフェで休みつつ楽しめるのではと思いました。くずくぅさんの口コミ

広州オペラハウス(中国/広州)

一説では北京五輪のメインスタジアム「鳥の巣」と同等の予算で造られたといわれる、2010年完成の広州オペラハウス(广州歌剧院)。その独特なフォルムは、パール川の小石の形からインスピレーションを受けたとのこと。外は誰でも見られる一方、内部はチケットがないと入れません。興行がないときは内覧ツアーがありますが、観光客のなかには内覧を兼ねて観劇を楽しむ人もいるようです。

外観を撮影するなら、ライトアップされた夜間がおすすめ。

トリップアドバイザー チャイナの会員さんの投稿写真

近未来的なコンサートホール。ライトが星のようにきらめきます。

mahmeさんの投稿写真

建物の周囲にはアート作品が点在しています。

rcllawさんの投稿写真

地下鉄3or5号線の珠江新城駅若しくはAPM線歌剧院駅を出てすぐに入口が有ります。中国の他の施設同様でダフ屋が駅周辺をたむろしていますので適当にあしらいましょうmuyeepunさんの口コミ
これはザハ・ハディドによる驚くべき建築作品です。(中略)見学ツアーは特定日しか催行しないので、もしそれを予約できなければ、バレエやコンサートの安いチケットを買えば内覧できます。私たちはコンシェルジェを通じて、20USドル以下のバレエのチケットを購入しました。mahmeさんの口コミ

国立21世紀美術館(イタリア/ローマ)

通称MAXXIで知られる国立21世紀美術館(Museo Nazionale Delle Arti del XXI Secolo)は、イタリア初の国立現代美術館として2010年に誕生しました。長い歴史を感じさせる建造物の多い古代都市ローマの中で、コンクリート打ちっぱなしの近代的な外観は異色の存在。こちらは完成までおよそ11年、総工費1億5000万ユーロ(約163億5000万円)かかったそうです。

部屋が突き出てきたようなデザインが目を引きます。

施設より提供

大きなガラス窓を一面に配した展示室。クールですね!

K Sさんの投稿写真

通路と階段部分はまるで迷路のような造りです。

alfonsomarottaさんの投稿写真

ローマで一番新しい、刺激的な建物です。 展示物を楽しむというより、インテリアがうねり、上下するので、その空間の飾りとしてのアートが展示されています。キーウイママさんの口コミ
内観・外観ともに建築デザインが素晴らしいです。公共スペースもとても快適で、大勢の人がいました。展示物はそれほどでもないですが、美術館そのものを見るだけでも、訪れるいい理由になります。LAP Lさんの口コミ

ザハ・ハディド氏の作品はどれも個性的で、斬新なデザインが人々を惹きつけます。その多くが完成までに長~い年月と莫大な建設費用がかかり、なかには「本当に完成するのか!?」と地元住民をやきもきさせたものも。新国立競技場は結局アンビルト、幻のプロジェクトとなってしまいましたが、建築に興味のある人は彼女の作品を訪ねてみては?

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