なぜこんなところに!? 世界遺産に登録された不思議な住居群

世界には「なぜこんな場所に住んでるの?」「この家、どうやって作ったの?」「どうしてこのような家が現在も残っているの?」と思わせるような不思議な家や街が、数多くあります。自然の地形や素材を上手に利用し、人々が創意工夫をもって築いた“おもしろ住居”や集落を、世界遺産の中から集めました。

歴史的城壁都市クエンカ(スペイン)

要塞のような街として世界遺産に登録されているスペイン東部のクエンカは、2本の川に挟まれた断崖絶壁の頂きに、石造りの家々が密集する“空中都市”。川の侵食と風化によってできた石灰岩の断崖に、イスラム教徒たちが街を築いたのは9世紀のこと。その後、キリスト教徒によって征服されたため、イスラム時代とキリスト教時代の建物が混在し、「魔法にかけられた街」と呼ばれる不思議な雰囲気を醸し出しています。

投稿者:SimoneOsias

投稿者:jeanmi5378

崖の上のちいさな町 どこにもない風景がそこにはあります どこを切り取っても絵になる町 知らなかったのですが、ちょうど私達が訪れたときは牛追い祭り期間中でしたYUKIKO Sさんの口コミ
崖沿いの宙吊りの家などが有名ですが、市内も小さくまとまっており、またカラフルな壁の家々もあり、かわいらしい街です。坂が多いので歩きやすい靴で。まるざぶろうさんの口コミ
トレドやセゴビアより規模は小さいですが、両側が切り立った断崖になっている高台の上に中世の街並が残っているのが特色です。パラドールまで足を運んで、断崖の下から見上げる光景はインパクトがあって素晴らしいですよ。鎌猫さんの口コミ

アマルフィ海岸(イタリア)

イタリア南部のアマルフィ海岸は、イタリア随一の景観美を誇るといわれる景勝地。波の侵食による断崖絶壁と深い入江が約30kmにわたって続き、9世紀に造られた15の町が世界遺産に登録されています。中世の人々は急斜面に住居を連ね、教会を建て、さらにレモンやオリーブの畑のほか、地中海地方で見られるあらゆる種類の花を育てたといいます。こうした人々の弛まぬ努力は、10~11世紀に海運共和国としての大きな繁栄をアマルフィにもたらしました。

投稿者:Kelly W

投稿者:Timvb1

景色はもちろん素晴らしかったですが、狭い急斜面に葡萄やレモンの木が植えられているのにも感心しました。日本の棚田のように、上り下りがたいへんだろうなと思いました。mimo38さんの口コミ
ポジータの町並み、アマルフィーの海岸線、どれも一生忘れないほど美しい記憶となりました。昼間の青い海もきれいでしたが、夕焼け時、夜景もきれいでした。ema668さんの口コミ
カーブの多い狭い道路ですが、大きな観光バスや地元のバスもここを通り、すれ違う時はドキドキでした。でも景色は最高です。特に深く切り込んだ入江に建ち並ぶ家々やレモン畑などの緑、海の色合いが美しかったです。鳳一旗さんの口コミ

マテーラの洞窟住居(イタリア)

南イタリアのマテーラには、凝灰岩の岩盤に彫られた「サッシ」と呼ばれる洞窟住居が幾重にも密集しています。これらの洞窟に人が住み始めた次期は不明ですが、8~13世紀にはキリスト教の修道士たちが住み着き、内部はフレスコ画などで彩られました。やがて、農民たちの住居として使用された後にスラム化しましたが、厳しい南イタリアの歴史を伝える文化財として世界遺産に登録されました。

投稿者:Peritoborgo

投稿者:Looking_for_charme

洞窟を住居としていたところを、今ではそのままの姿で、お洒落な洞窟レストランやお店、ホテルがあります。街中を散策と高台から見下ろすその街並みは幻想的。Bell_kotetsuさんの口コミ
洞窟を住居として利用するという非文明的な行為がイタリアである程度最近まで行われていたことに驚きました。そして、実際にその住居を見たときに、さらに驚きました。住民は政府により強制的に退去させられたとのことですが、今では、このような住居をうまく店舗などとして、生かそうとする若い人達が増えているそうで、それは日本の古民家活用と似ていると感じました。arukukotabiさんの口コミ
歴史を感じられました。当時のまま残っておりその時代の人々の生活様式がよく見られました。日本語のガイドも置いてありとても便利でした。昼と夜とでまた景色が変わり、ビューポイントには昼と晩の2度行くといいと思います。Azusa Uさんの口コミ

アルベロベッロのトゥルッリ(イタリア)

南イタリアのアルベロベッロに密集する「トゥルッリ」は、トンガリ屋根を戴く白壁の家屋のこと。開拓農民の簡易家屋として、16世紀後半からおよそ100年間にわたって造られました。単に石を積んで石灰で壁を塗り、さらに石を積み重ねた屋根を乗せただけの単純な構造ですが、現在も立派に住居として使用され、アルベロベッロには約1000軒のトゥルッリが残ります。

投稿者:FuyenTsai

投稿者:440giadap

アルベロベッロのこのトゥルッリを見るために、南イタリアに行きました。政府の役人がチェックに来る際に、徴税を免れるために、屋根をすぐに壊せるようにしたため、このような形状になったそうです。日本の白川郷とも姉妹都市になっているようですが、ほかに例を見ない建物は、どこを写しても絵になります。arukukotabiさんの口コミ
かわいらしい三角形の屋根のトゥルリが立ち並ぶ村です。見るだけなら、2時間もあれば見て回れる小さな村ですが、宿泊してゆっくりするのもおすすめです。イタリアの田舎を満喫できますよ。MC895さんの口コミ
長年の夢だったトゥルッリの中にいることが、それこそ夢のようでした。部屋の玄関のガラス戸から向いの建物が見え、一歩外へ出ればまさしくトゥルッリ。素晴らしかった!よりちゃんさんの口コミ

メサ・ヴェルデ国立公園(アメリカ)

コロラド州南西部、高さ500m以上の台地に位置するメサ・ヴェルデでは、先住民のアナサジ族が12世紀頃に築いた断崖住居の遺構が見られます。その数は100を優に超え、200人以上が暮らしていたといわれる巨大な集合住居「クリフパレス」の跡も残ります。ここでの生活が続いたのは、およそ100年間。アナサジ族がなぜこの場所に住居を築き、そして突然放棄したかは、今も謎に包まれています。

投稿者:Sune C

投稿者:RickyD23

夕方に行ったので、上からしか観れませんでしたが、とても良かったです。午後の方が、日差しがクリフパレスを照らしてくれるので、見えやすいです。SACHIE_Uさんの口コミ
ビジターセンターでツアーを予約しないと入れない場所の一つ。アメリカの国立公園群の中では唯一の(?)自然造形ではなく人工造形。そういう面では見る価値がじゅうぶんにあります。木のハシゴを登ったり狭い通路通ったりとアスレチックな感じがまたたまりません。mesokkoさんの口コミ
遺跡そのものの年代はそれほど古いものではないので大した驚きはないが、アメリカという国だとエラく昔という感じ方になるのかもしれない。歴史的な事柄はさておき、まるで片洞門のようなくぼみの中に古代の住居が連なる様はどことなく、子供がつくったオモチャのようにも見える不思議な風景でした。tyapatsuDさんの口コミ

タオス・プエブロ(アメリカ)

「メサ・ヴェルデ」の断崖住居を築いたアナサジ族の血をひくプエブロ族が、ニュー・メキシコ州のタオスで定住を始めたのは13世紀。スペインの植民地、メキシコ領を経た現在も、タオスでは彼らの子孫が暮らしています。日干し煉瓦を積み上げた壁に泥を塗った立方体の家屋は、現在も人が住む住居としては、アメリカ南部で最古の例。泥の家屋が現在に至るまで残され、維持されているのは、人々が伝統的な手法で修復を繰り返しているためです。

投稿者:Pat P

投稿者:alpw

遠かったけど、来てよかった!!想像していたより建物は小さかったですが、アメリカは色んな景色をみせてくれます。建物内部は思ったより広く、涼しかったです。下水、排水、トイレ等、色々不自由そうですが、、実際に生活されているとのことで、色々興味がわきました。ポーカーさんの口コミ
各々、手作りなジェリー屋さんとか、絵画.素朴な味のあるパン屋さんとか、観光地のお土産物屋と違い、観光客も少ないですし、商売家もないので、いい雰囲気です。夏なので、広場で素朴なかき氷を売っていました。それを小川の横に座り食べていると、タイムスリップした感じでよかったです。kawakami2017さんの口コミ
1000年以上前から建てられた赤土と藁でできた建物と大自然に圧巻。立ち入り禁止の場所では、昔ながらの儀式を行なっていたり、中心を流れる川の水が生活用水だったりと歴史を感じる場所でした。次回は歴史を調べてから行きたいです。ナーオーミさんの口コミ

ムザブの谷(アルジェリア)

サハラ砂漠北部のムザブにある5つの町には、パステルカラーの立方体住宅が密集しています。これらの町は、イスラム世界で異端とされて流浪の旅を余儀なくされたムザブ族が、11世紀頃から造り始めた砂漠のオアシス。平等の精神により家の建築やデザインが統一され、どの家からもモスクのミナレットが見えるように設計されたムザブの風景は、キュビズム(立体主義)の建築家ル・コルビュジエの発想の源になったといわれています。

投稿者:hanibio

投稿者:Khamlia

アルジェからムザブの谷を訪れるとかなり雰囲気が違います。村を歩くと全身白い布をまとい片目だけ出した女性とすれ違います。思わず写真を撮りたくなりますが、そこはひたすら我慢。コルビュジェにインスピレーションを与えたと言われるエル・アティーフの聖堂は必見。Medusa_ab167さんの口コミ
首都アルジェから同日にここに到着すると同じ国とはとても思えないくらいです。このムザブの谷は口で説明よりとりあえず是非一度行ってみてください。建物、建て方、文化、すべてが完全に異国でした。hamu5586さんの口コミ
景色や雰囲気が本当に保守的ですばらしい。開放的な感じではありません。アルジェリアはすばらしい場所がたくさんあると聞きますが、私はアルジェよりもアルジェリアに来たら絶対にここのムザブの谷を訪れてください。期待を裏切りません!!わたかさんの口コミ

ところ変わればなんとやらで、世界遺産にはまだまだ珍しい住居や集落が登録されています。建築に詳しくない人でも、むしろ詳しくないからこそ「何これ!?」と思えるような、数々の住まい。ただ珍しいだけでなく、そこには現在も伝統が息づいています。

 

 

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