レトロが新鮮な空間、台湾・台中のリノベーションスポット巡り

台湾中部にある台中市。台北や桃園国際空港から新幹線で1時間弱という近さ、かつ台湾第三の都市でありながら、台南などと比べると観光的な知名度は今ひとつ、でした。でもじつは、国立台湾美術館が置かれ大学も多いことから、国内では若手クリエイターが集まるアートな街として有名なんです。さらに古い建物を芸術空間やカフェに生まれ変わらせたスポットが続々と誕生し話題になっています。台中のアートな才能とレトロな雰囲気が調和した、市内のリノベーションスポットを巡ります。

必訪スポット!レトロ空間でスイーツを

宮原眼科

台鉄台中駅から徒歩5分。いまや台中でもっとも有名な観光スポットでは、と思われるのが宮原眼科です。眼科という名前ながらお菓子屋さん、というのも知られてきました。ここは、日本統治時代に宮原眼科の名前で開業していた病院の建物をリノベーションしたスイーツショップ&レストラン。台中に本社を置く菓子メーカー日出がプロデュースしています。

投稿者:kwingkwing

ドリンクショップのガラスに書かれた宮原の文字。書体が凝っていてレトロムードを盛り上げてくれます。建物の1階にアイスクリームショップ、ドリンクショップ、持ち帰り用のスイーツショップがあり、2階はレストランになっています。

投稿者:ネロポン

宮原眼科一番の人気はアイスクリーム。お茶系、チョコ系、フルーツ系など数十種類のフレーバーからアイスクリームを選び、パイナップルケーキやチーズケーキなど日出メイドのお菓子やフルーツをトッピング。ボリューム満点でフォトジェニックなアイスクリームカップがいただけます。

投稿者:Xue Yi E

スペシャルトッピングとして、レースのようなワッフルボールをプラスするのも人気。宮原眼科印のカップもかわいいんですよね。

投稿者:Tethys T

宮原眼科名物、もうひとつは何といってもこの内装です。スイーツショップエリアは、高い天井まで棚が備えつけられていて図書館風。ハリーポッターシリーズに出てくるホグワーツ魔法学校に雰囲気が似ていると評判です。  

投稿者:ライオン丸

元眼科だけに薬棚が並んでいたり。また宮原眼科ではエリアごとにスタッフの制服が違い、どれも凝っています。スイーツとあわせてぜひチェックしてみてくださいね。

投稿者:TuxedoChico

細かな造りに感動。日本人にしかわからないと思うが、入り口付近に十匹のアリが石に埋め込まれており「ありがとう」。入り口ドアは「100」、出口は「120」と長寿を願うらしいです。店内は綺麗なディスプレイがされており、購買意欲をそそる。ハリーポッターを思わせる造りでもある。店員さんも親切丁寧で好感が持てます。Gcchiさんの口コミ
先日台中へ行った際にお昼をここの2階にあるレストランで取りました。宮原眼科はどうしてもスィーツと言う感じが強いですが、お食事もなかなかです。_W598CPさんの口コミ
台中観光中に行きました。1階はレトロな内装をうまく利用した店内で天井まで素敵でした。日本人の観光客が多くて店員さんも日本語で接客していました。店内の販売物はどれもパッケージが可愛く、妹たちのいいお土産になりました。値段は少々お高めです。Curious806710さんの口コミ

第四信用合作社

元眼科の次は元銀行へ。同じく日出がプロデュースしている第四信用合作社は、銀行だった建物をリノベーションして使っているそう。名前も銀行名そのままになっています。宮原眼科からは400mほどの近さにあり、こちらはアイスクリームメインのお店になっていて宮原眼科と同じものが食べられます。宮原眼科のアイスクリームショップは行列のすごさもさることながらイートインスペースがないのが難。座ってゆっくりアイスクリームを楽しみたいという方には第四信用合作社がおすすめです。

投稿者:TaiwanYanan

夜はライトアップされ、かなり雰囲気が変わります。ちょっと香港テイストもありますね。

投稿者:bryan0511

店内の雰囲気はレトロチャイナの薫りも醸しつつ、近未来的。かつ窓口風のカウンターや番号札をイメージしたネオンがあるなど、銀行を連想させる意匠がポイント。宮原眼科とはまた違ったフォトジェニックさが魅力です。

投稿者:bryan0511

3階まであり席数も多め。第四信用合作社はアイスクリームに特化しているだけに、宮原眼科には出ていないフレーバーが揃っているのもうれしいところ。お土産は宮原眼科、アイスクリームをいただくのは第四信用合作社と使い分けてみてもいいかもしれません。

投稿者:Cozycatfe

宮原眼科へ行きましたが立って食べなくてはいけないのでゆっくり座れるこちらへ。2階3階もあり、席がいっぱいになるようなことはなさそうです。アイス、ワッフルとパフェやスムージーのカウンターは別々です。Go811837さんの口コミ
宮原眼科と同系列ですが、宮原眼科と違ってミニマムチャージがない。更にアイスクリームの注文のみでも店内で座って食べれるのが良い。FarAway803324さんの口コミ
宮原眼科から少し歩いて訪問。アイスは食べたので暖かいお茶を注文。二階の席でゆっくりとくつろげました。お土産のコーナーは宮原眼科と比べると全然狭く、買うなら宮原眼科の方がいいかも?と言う印象でしたKou Hさんの口コミ
歴史建築を堪能する

台中市政府庁舎(旧台中州庁)

かつて台中の街の中心であった台中駅周辺はやはり歴史的な建造物が多く残っています。第四信用合作社から徒歩で7分ほどの場所にあるのは台中市政府庁舎。1913年竣工で日本統治時代には台湾中部を統括する台中州の州庁舎として使われ、戦後は台中市政府として利用されてきました。現在ほとんどの部署および機能は新市街にある市庁舎に移転済みですが、都市発展局と環境保護局が引き続きこの建物で業務を行っています。その意味では厳密にはリノベーション物件ではないものの、歴史建築としてぜひ見ておきたいスポットです。

投稿者:Tabetarou

建物はL字型で、奥まったバルコニーが設けられた正面部分から左右に赤レンガ造りの二階建てが広がっています。東京駅、日本銀行本店などの設計で知られる、日本を代表する建築家辰野金吾。彼が好んで取り入れた、赤レンガに白い花崗岩でラインを入れたデザインを「辰野式」と呼びますが、台中市政府庁舎はまさに典型的な辰野式の建築といってよいでしょう。

投稿者:Tintin0219

赤レンガ造りの回廊に、南国特有の強い光が差し込む様子はなんとも言えず雰囲気があります。現役庁舎なので休日のみにはなりますが、内部の公開も行っているので、タイミングが合えば見学してみてください。

投稿者:hebo1107

日本統治時代の建物。だけどしっかり管理されていて、非常にしっかりと立てられているし、デザインがまたとても美しい。お昼に撮るも良し、夜のライトアップを撮るも良しです。gisablueskyさんの口コミ
白くクラシカルな洋館風、両サイドには赤れんがと花崗岩が使われていて見事な外観です。現在は台中市の環境保護局と都市発展局がここで業務を行っている現役の庁舎ですが、休日は一般開放されていて、内部参観も可能です。中庭の芝生がよく手入れされており、赤レンガの壁とのコントラストが見事でした。akeluuさんの口コミ
たまたま訪れたのが日曜日だったので建物内も見学しました。見学は無料で、国名と名前(パスポート番号を書く欄がありましたが、書かなくてよいといわれました)を書けば入場できます。現役で庁舎として使われています。内庭と回廊の風通しがよく、台湾の風土を研究して造られたことがわかりました。udodof2さんの口コミ

台中市役所

台中州庁舎の道を挟んで向かいにあるのが台中市役所。こちらも辰野式を踏襲していますが、エントランスがまた違った印象。二層吹き抜けにギリシャ風の太い円柱がそびえる堂々たるバロックデザインです。

投稿者:aiaic2015

日本統治時代には台中市役所として使われ、戦後は軍司令部や市政資料館など官庁系の施設として使用されてきました。1999年の台湾中部地震で大きな被害を受けましたが、建物の歴史的価値から修復して再利用することが決まりました。そして2年の修復工事を経て、2016年にアートスペースとカフェを備えた文化空間として生まれ変わったのです。

投稿者:Tintin0219

1階に入っている「CAFE1911」は、この建物が建てられた年をカフェの名前に使用。店内は大きめの木のテーブルと椅子がゆったりと配置されており、窓際席に座れば向かいにある台湾州庁舎を眺めながらお茶を楽しめます。使い込まれた美しい窓枠、丸いランプなど店内にある小物ひとつひとつもとても味わい深いですよ。

投稿者:charlottecX4260NW

こちらのカフェの名物は猫をかたどったかき氷。茶色のピーナッツ味と黄色のマンゴー味の2種類があります。かき氷のセットには抹茶味の蜂蜜ケーキとタピオカもついてきて、かなりボリューミー。ドリンクもどれもたっぷりサイズです。ゆったりとしたレトロ空間でしっかり食事やお茶ができるとあって、地元の人が集う穴場カフェです。

投稿者:Julia K

2016年10月に行きました。観光スポットが分散している台中にあって駅から徒歩圏内で行ける数少ない貴重な観光スポットです。場所は、台中市政府庁舎の向かい側にありますので、セットで回ると効率的です。hide2004さんの口コミ
入口を入って正面のカフェ1911、ボトル入りのアイスティがとても美味しい。きちんと淹れられた味がします。店内はレトロ感があり、流れているBGMも日本の懐メロでしたが、なじんでいました。夕方だったので食事をされている方をたくさん見かけましたが、日本の定食っぽい感じのメニューで、とても美味しそうで、次回はご飯を食べにうかがいたいカフェですkinakonoryさんの口コミ
向かいの政府庁舎は土日祝日でないと館内見学が出来ませんが、こちらは平日でも入れます。1階がカフェ、2、3階がアートギャラリーになっており、無料で自由に見学出来ます。Tintin0219さんの口コミ
アート空間に変身したレトロスポット

20號倉庫藝術特區

再度台中駅へと戻りましょう。台中駅裏にある20號倉庫藝術特區は、古い鉄道倉庫を再利用したアートスペースです。7つある倉庫をギャラリーや作家のアトリエ、また劇場などとして開放しています。

投稿者:Julia K

元倉庫という、ちょっと寂れたインダストリー感あふれる空間をあえてそのままに使っているのが味わい深い20號倉庫。ウォールアートやペインティングがそこかしこに施されていて、自由な雰囲気が感じられます。

投稿者:Julia K

エリア内には線路が眺められるカフェもあって人気です。アートスペースでは展示や作家の制作風景がのぞけることも。ただこちらのアートスペース、若い作家たちのアトリエとして使いながらギャラリー空間としても公開しているという事情があり、オープン時間はまちまちなので要注意。だいたい午後遅めの時間から開けることが多いようです。

投稿者:ch626123

旧台中駅舎近くに有ります、中の芸術展示は写真撮影は不可ですが日本人と分かると身振り手振りで作品を紹介してくれました。日本統治時代の倉庫をリノベーションした区域で旧台中駅舎と一緒に見学したいお洒落スポットです。a3502016さんの口コミ
鉄道倉庫をリノベーションしたスペース。中はアートギャラリーになっていて線路に沿って建っている感じ。ギャラリーの企画展は入場料50元だったと思います。カフェもありおしゃれな雰囲気。周辺も面白いペイントがあり、写真を撮っている若いグループが数人いました。taro2015さんの口コミ

審計新村

台中のアート発信地はなんといっても国立台湾美術館。台中駅から車で約10分、徒歩ではちょっと遠いのでタクシーかバスを利用しましょう。同美術館周辺は、緑道が設置されており緑がいっぱいで開放的な雰囲気があります。そんな緑道沿いの路地に、最近台中のカルチャー好きがこぞって訪れる文化空間が誕生しました。

審計新村は、1960年代に建てられた、日本の会計検査院にあたる部署の公務員宿舎をリノベーションしたアーティスト村。鉄筋コンクリート造りで三角屋根の建物、細工が施された鉄製の階段など建築の面白さもあり、2階部分からはフォトジェニックな一枚が撮れます。また通路部分では屋台が出てマーケットが開かれていたりとお祭り的な楽しさも。

投稿者:Dannnytien

審計新村には、雑貨店やカフェ、本屋など20軒ほどが入店。杏仁茶専門のカフェ、クラフトビールのバー、万年筆専門店、ハンドメイドのアクセサリーショップなど、台湾の若い才能を感じられるセンスのいいお店が揃っています。

投稿者:akeluu

建物と建物の間にもゆとりがあり、全体がひとつの村のよう。ベンチも多いので、のんびりできます。国立美術館からは徒歩7分ほど。

投稿者:jsfollower

美術館通りから徒歩で行けます。カフェや小物の店があり、フリマ出店のクォリティがなかなか高いです。革製品とドライフルーツの店がよかったです。昔の家の雰囲気はあまり感じられませんでした。mario602tsurumiさんの口コミ
台湾にはお洒落なリノベーションスポットが沢山あって面白い。ここは元公務員宿舎だったそうです。現在は若手のクリエイターのショップが集まっていて、手作りのオリジナル商品が並んでいます。美術館にも近いので、あわせて周辺を散策するのがいいと思います。taro2015さんの口コミ

范特喜微創文化店舖

審計新村から徒歩6分ほど、緑道近くの路地にリノベーションスポットがもうひとつ。范特喜微創文化店舖はかつて水道局の宿舎だった12棟の建物にアートショップなどが入店してできた通りで、地元では緑光計畫の名前で知られています。自然を活かしながら建物を再生させるというコンセプト通り、緑がいっぱいで落ち着けるスポットになっています。

投稿者:pell

ギャラリー空間に加え、阿里山の茶葉専門店、洋傘専門店、靴屋さんなどが軒を連ねます。このエリアは緑を眺められるカフェも多く、ついつい一休みしたくなるんです。

投稿者:bryan0511

新手書店はこのエリアの象徴的存在。インディーズ系の書店で、店主のセンスでセレクトされた本が並びます。時折、店内で映画上映をするなど、イベントも多い同店。書店の外にはベンチがあり、そこに座って談笑する人々の姿も見られ、カルチャー交流の場として機能しているのがわかります。

投稿者:bryan0511

This place has a couple of indie shops where you can see and buy things from art to jewelry to light snacks. I went in the afternoon and the sunset still gave that glow to the rustic place. It’s great for photos also.
アートショップからジュエリー、スナックなどが買える店まで独立系の店が並んでいます。私は午後に行きましたが、夕陽がその素朴な雰囲気に輝きを与えていました。Noksiesさんの口コミ
整體氛圍悠閒,巷弄間充滿文藝氣息,蠻多手作空間,不會過於商業化,非常適合拍照,可以說是文創一條街,小店都有獨特風格。
全体的な雰囲気はゆったりとしています。文学的な雰囲気があり、ハンドメイドのお店が多いですが、商業的すぎない感じです。写真を撮影するのにぴったり。この通りの店はどこもユニークなスタイルを持っています。jsfollowerさんの口コミ

忠信市場

最後にご紹介するのは国立台湾美術館と道を挟んで向かいにある忠信市場。地元の人が利用していたローカル市場でしたが、近年空きスペースが目立っていました。そこにカフェや若手の作家が入居し、新たな魅力を発信しはじめています。

投稿者:mountdoom9

市場の中を改装したわけではなく、そのまま使っているので、かなり本格的に寂れた雰囲気。そこにカフェやギャラリーがぽつんとあるのが渋くて雰囲気たっぷりなのです。こちらもお店によってオープン時間がまちまちなので、時間によっては真っ暗なときも。かなりディープなスポットではありますが、美術館の帰りに立ち寄ってみても面白そうです。

投稿者:Mia C

夜は本当に静かですが、公園を訪れた後、芸術的なものや歴史的な製品の雰囲気を体験するのに適しています。Ivan Lさんの口コミ
這裡有著許多幽靜小角落,轉角處的水果攤,門口下棋泡茶的居民,還有充滿文藝氣息的咖啡香和獨立書店,可以在這待上幾個小時。
静かなたたずまい、果物屋台、戸口で将棋をしながらお茶を飲んでいる住民、文学的な雰囲気のあふれるカフェと書店などが見られます。桃鉗 胡さんの口コミ

気軽に台北や桃園空港からの日帰り旅を楽しめる街・台中。ぜひちょっと足を延ばして、レトロで新しいスポット巡りを楽しんでみてください。

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