地元グルメに舌鼓!北欧のマーケットホールへ行こう

新鮮な食材を求め、地元の人々がこぞって訪れる市場。近年、グルメへの注目度が急上昇中の北欧では、カフェやレストランを併設する屋根付きの市場(マーケットホール)が話題を呼んでいます。屋内なので雨や雪の日はもちろん、極寒の冬場でも営業に支障をきたしません。生産者の顔が見える「上質な食の宝庫」は、おみやげ探しに、食事にと、旅行者の強い味方になってくれるはず!

オールド・マーケット・ホール(フィンランド/ヘルシンキ)

首都ヘルシンキの中心部に程近い南港に位置するオールド・マーケット・ホール。フィンランド語では「ヴァンハ・カウッパハリ」と呼ばれる市民の台所です。営業開始はなんと1889年。縦長のレンガ造りの外観は当時から変わりませんが、建物内は2014年に改装されたばかりなので、とても清潔感があります。何より屋内の市場なので、海風にさらされる心配もありません。

asv543さんの投稿写真

このマーケットは主に食料品を扱う店が中心。店構えこそ小さいものの、上質な商品を扱う専門店が並びます。建物自体もそれほど大きくないので、一軒一軒じっくり見て回るといいでしょう。

Thomas Lさんの投稿写真

見どころのひとつは、「これぞフィンランド」と思わせる鮮魚店。ショーケースの中にはディルやローズマリー、ピンクペッパーなどで風味付けされたサーモンがぎっしり! ほかにも、キャビアやニシンのマリネ、ウナギの燻製など、地元っ子がこよなく愛する味が揃っています。

Jose Nさんの投稿写真

生モノだけでなく、おみやげに便利なジャムやソースなどの食品などを扱う店も。正直、値段は決して安くはありませんが、スーパー等には卸していない100%メイド・イン・フィンランドの商品が並んでいたりするので、棚を眺めるだけでもワクワクします。

Klara Wさんの投稿写真

精肉店にはハムやサラミなどと一緒に、クマ肉やヘラジカ肉のパテ缶が並んでいます。日本ではなかなか味わえない珍味は、「ちょっとユニークなおみやげが欲しい!」という人にピッタリでは?

Kit Kさんの投稿写真

マーケットを散策したら、せっかくなので食事も楽しんでいきましょう。建物中央に位置するスタイリッシュな北欧デザインのカフェレストランでは、フィンランド産ビールやワインなども販売しています。市場で購入したパンやスモークサーモン、スイーツなども、ここで一緒に食べることができます。

LTT2013さんの投稿写真

ちなみにフィンランドを代表する料理のひとつ、サーモンスープも市場の中でいただけます。場内にはイートインができる、知る人ぞ知る名店もありますので、お腹を空かせて行くのが正解です。

マーケット広場の近くで、中に入ると多くのお店が軒を並べてます。サーモンやチーズを売っている専門店、カフェやスープなどイートイン出来るお店もいくつかありました。Soppakeittiöのスープはとても美味しくてお腹いっぱいになりました。mii12さんの口コミ

Kouta Sさんの投稿写真

気になる営業時間は8~18時(日曜定休)。おすすめの時間帯はぜひ、下のクチコミを参考にしてください。

マーケットという割には10時から開店というお店もあったので、昼食を軽く食べに行くくらいがいいかも。中央にあるカフェ横の大きなテーブルは、カフェ専用ではなく自由に使えるので、色々なお店で少しずつ買って食べることも。LTT2013さんの口コミ
目当てのお店は18時クローズということで17時前に到着しましたが、閉店準備に入っていて残念でした。早めの時間に来ることをお勧めします。こじんまりとした感じで、ひとりでランチなども出来そうな雰囲気でした。mimomichanさんの口コミ

トーブハーレヌ(デンマーク/コペンハーゲン)

世界的にも有名なレストラン「ノーマ」をはじめ、斬新な発想のノルディック・キュイジーヌが注目されるデンマーク。その食のトレンドがわかるといっても過言ではないのが、デンマーク最大のフードマーケット、トーブハーレヌ(Torvehallerne)です。場所は首都コペンハーゲンの中心部、ノアポート駅から歩いてすぐ。観光の合間に立ち寄れる、便利なロケーションです。

Manumanu34さんの投稿写真

土日だけではなく、毎日やってる市場です。メトロNørreport駅から直結で行けます。市場といっても独特の臭い等無く、清潔感あり、ベンチも沢山あるので入り浸りたくなります。Aki-wowさんの口コミ

さすが北欧デザインを代表する国だけあり、市場の中はとても洗練された造り。2つの建物に60店舗が入っており、生鮮食料品から加工品、雑貨に至るまで、バラエティに富んだ出店者が魅力です。

Jhon Fredy Oさんの投稿写真

デンマークで生産される農産物や畜産物の販売はもちろん、ワインやチーズ、スパイス、チョコレートなど世界から選りすぐった商品を扱う専門店もあります。品質の高さを重視したラインナップを見るところ、ローカル度の高い市場というより瀟洒なデパ地下の印象に近いかもしれません。

Henrik Jさんの投稿写真

2011年のオープン以来、味にうるさい地元っ子のハートと胃袋をわしづかみにし続けているのが、実力派のカフェやレストランの数々。トーブハーレヌなら新鮮でおいしいものが手軽に味わえるとあり、週末のランチタイムともなると人でごった返すほどです。

デンマークで真っ先にトライしたい名物グルメといえば、「スモーブロー」と呼ばれるオープンサンド。場内にはスモーブロー専門店も入っており、地元っ子に大人気です。下の黒パンが見えないほどの具材の盛り付けは、もはや芸術の域!

RM303さんの投稿写真

Magdalena Oさんの投稿写真

日本人には「デニッシュ」の名で浸透しているペストリーも、ぜひ試したいもののひとつです。サクサクの食感と芳醇なバターの香りは、さすが本場!の味わい。ちなみにデンマーク本国ではデニッシュではなくウィンナーブレッド(Wienerbröd)、つまり「ウィーン風のパン」と呼ばれているから不思議…。

Jackiebaptistさんの投稿写真

市場の中だけでなく、外にもフード系のベンダーが出店しているので、隈なくチェックしてみてください。夏場は夕方になってもまだ明るいので、ビールやワインを片手にゆっくりと食事を楽しむことができますよ。

Ilenia Pさんの投稿写真

お土産はもちろんですが、お勧めはイートイン!有名どころのゴルやレレというレストランも出店しています。私はシーフードの店で少しずつ数種類選んで、スパークリングワインといただきましたが、できたて新鮮でとてもおいしかったです。vilvid-Viviさんの口コミ
ガラス張りでできた市場で、オープン時間は10時なのですが、一部のパン屋さん等は10時前からあいています。試食も置いてあり、パンを味見できました。tomorrow0930さんの口コミ

エステルマルム市場(スウェーデン/ストックホルム)

エレガントなブティックや飲食店が集中するストックホルム屈指の高級住宅街、エステルマルム地区に1888年から営業を続けるのがエステルマルム市場(Östermalm Saluhall)。食に対する高い意識が感じられる、プレミアムなマーケットホールです。本来は赤レンガ造りの風格ある建物内なのですが、2018年夏のリニューアルオープンまで、仮の建物で営業しています。

Beatrice9-6さんの投稿写真

北欧らしく木を多用した仮のマーケット内は、ぬくもりを感じる造り。一時的な店舗とはいえ、妥協ナシの洗練されたデザインセンスはさすがです。

中央駅から歩いて行ってみました。残念ながら現在は改装中で,向かいの新しい建物にお店が入っています。イートインスペースが大変充実していてとても美味しそうでした。965geneさんの口コミ

Jan-Peter Eさんの投稿写真

日本にも進出しているフィンランドのコーヒーチェーン「ロバーツコーヒー」もこんなにシックな装い。あまりの居心地の良さに、思わず長居してしまいそうです。

Scandinavian75さんの投稿写真

市場内で営業するカフェやレストランも実力派ぞろい。リンゴンベリーのジャムを添えたミートボールなど、北欧を代表するグルメに出合えます。ボリューム満点で、食べごたえ十分!

Cristiane Nさんの投稿写真

割高になりがちなイートインに比べ、テイクアウトは幾分リーズナブル。アンチョビ入りのポテトグラタン「ヤンソンの誘惑」など、スウェーデンの家庭料理のデリをお持ち帰りして、ホテルの部屋で楽しむのもいいですね。

SaRappaさんの投稿写真

ストックホルムで市場を訪ねて、気軽に現地の味を楽しみたいという方には是非お勧めです。値段は物価高の北欧のため高いのですが、少しずつ多くの種類の料理を楽しみたい人にはお勧めです。KazuNijmegenさんの口コミ
魚介からお肉、デザート系まで、バラエティにとんだ内容で見ているだけでも楽しい! ただ、市場内のレストランは高くつくと思うので、選べるデリのお店でお夕飯を購入してテイクアウトがおすすめです。azyukiさんの口コミ

マートハーレン・オスロ(ノルウェー/オスロ)

最後にご紹介するのは、ヨーロッパ諸国の市場を手本にして2012年に誕生した、ノルウェー最大級の食市場マートハーレン・オスロ(Mathallen Oslo)。おしゃれなブティックが集まるグリーネルロッカ地区の東に位置し、たちまち話題になっています。出店者は国内外の上質な品々を扱っており、プロの料理人も訪れるほどだとか。

aviator1952さんの投稿写真

施設より提供

レンガ造りの建物には生鮮食料品を扱う店舗だけでなく、飲食店が多数入っています。王道のスカンジナビア料理だけでなく、ピザやアジア系の麺料理、和風のお弁当など、実に多国籍。中央に広大なイートインスペースが確保されているので、飲食目的で立ち寄るには絶好のフードホールといえるでしょう。

CarlosArarasさんの投稿写真

ノルウェーは世界的に有名なバリスタを輩出するほどコーヒー愛好家の多いお国柄。マートハーレン・オスロの中にもカフェがあるので、一息つくのにもってこいです。最注目はノルウェー最大のコーヒーロースター、ソルベルグ&ハンセン。コーヒー豆の販売もしており、プレミアムなおみやげとしても人気を博しています。

施設より提供

お酒をたしなむ人には、ぜひローカルビールを扱うバーへ。クラフトビールをタップから提供する店舗もあるので、さまざまな味を飲み比べてみると楽しいでしょう。

Cara Eさんの投稿写真

バルセロナで行った市場みたいな感じで、一般市民が買うような食材が売っていたり、ちょっと軽くピンチョスをつまみながらビールを飲んだりできます。中心部から歩くと30分くらいかかります。tomoknさんの口コミ

小規模ながらも、質の高い商品を提供するのが北欧のマーケットホールの特徴。食文化とともに、地元の人々との交流が楽しめる場でもあります。いずれの国でも比較的英語が通じるので、躊躇せずどんどんコミュニケーションをとってみてくださいね。

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