インテリアやファッションにも! 水引工芸の可能性を感じるスポット6選

ご祝儀や香典など、慶弔の贈り物に付ける「水引」。日本の伝統的なラッピングとしてお馴染みの水引は、さまざまな色の紙紐・結び方を組み合わせた造形で、華やかで美しいですよね。実は、水引は近年では従来の用途だけでなく、インテリアやファッションとしても人気が高まっています。今回は、水引の代表的な産地と関連スポットから水引の魅力を探っていきましょう。

飯田水引

南アルプスと中央アルプスに囲まれた自然豊かな飯田市は、全国70%以上のシェアを誇る「飯田水引」の一大産地です。その歴史は古く300年以上の伝統がありますが、当初は元結(髪留め)業の副業に過ぎませんでした。明治時代に断髪令が出されてからは水引業へシフトします。飯田水引は、丈夫で高品質な飯田和紙による芯の強い直線美と結びが織りなす曲線美が特徴。カラフルな紙紐にも注目です。

水ひき工芸館せきじま(長野県飯田市)

入口では、水引で作られた黄金の龍がお出迎え。館内には一流の水引職人が製作した美麗な作品を展示している美術館があり、無料で観賞可能です。水引が飾りだけではなく、芸術としての可能性を秘めた存在であることを感じさせてくれるでしょう。また、熟練職人の実演や体験教室もあります。飯田水引の工芸品も販売しているので、ショッピングも楽しめますよ。

撮影者:tossywani

撮影者:BEN123西宮

撮影者:shinin’baby

まずこの水ひき工芸館せきじまに入ると、水引を使った大きな竜の工芸作品の大作が目に入ります。これだけでも見る価値のある素晴らしい芸術品だと思いましたmiyosikoさんの口コミ
体験も本格的で満足でき、実演も技術高いです。水引はほかのお店と比べても、実用的なアクセサリーやストラップなどが豊富で、買い物しやすいと思いましたbe jさんの口コミ

水引の郷山都飯田 水引博物館(長野県飯田市)

水引でできているとは思えない大作が多数展示されており、無料ながら見応え満点。中には、皇后雅子様に結納した作品が再現されています。併設の売店では、メーカー直売の高品質な水引商品をリーズナブルな価格で販売。時間があれば、水引細工体験にもチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

撮影者:tonyjsp

撮影者:tonyjsp

撮影者:tonyjsp

お土産屋さん、お食事処がある道の駅のような場所です。一角に水引博物館なるものがあり、こちらは無料で誰でも入れます。大きな物もあり けっこう見ごたえありました。水引でこんな作品ができるんだ、とびっくり。byron96さんの口コミ
水引の制作体験を子供達がさせていただきました。とっても親切に教えていただき、子供達も満足できたようです。こうした体験がないと、水引が多めに置いてあるちょっとしたドライブインという感じになってしまうので、印象が随分変わってしまうでしょう。付設の水引博物館はなかなか圧巻です。Woody-Kenjiさんの口コミ
昼食休憩の時間つぶしではいったのだが、水引って素晴らしく、歴史のあるものだと初めて知りました。力士の髷の紐も使われているとは知らなかった。若貴曙の写真もあるので相撲ファンはどうぞ。kotaroukotatouさんの口コミ
加賀水引

北は日本海、南は加賀平野に囲まれた自然豊かな加賀市は、九谷焼や加賀友禅をはじめ、多くの名工芸品を輩出してきました。もちろん「加賀水引」もその1つ。従来の水引は平面的でしたが、大正の名職人・津田左右吉氏が「ふっくらとした包み」「美しい結び」「筆書き」の3つを組み合わせ、立体的かつ華やかな芸術の域まで高めたのが加賀水引です。現代の水引は、加賀水引が原型となっており、石川の婚礼には欠かせない存在です。

老舗記念館(石川県金沢市)

金沢藩の薬種商・中屋薬舗の店舗を改装した、金沢の町民文化を紹介する展示施設。館内は商家の佇まいが再現されており、当時の生活様式を実際に見て学ぶことができます。2階には、加賀水引をはじめとした金沢の伝統工芸品を展示。とくに、結納用の水引細工は豪華絢爛で一見の価値がありますよ。

撮影者:インテリげんちゃん

撮影者:LenTukwila

撮影者:319mayumiw

大きくて立派な家屋の一階は薬屋さん、二階は金沢の老舗の仕事が見られる展示になっています。金箔の道具、印刷技術、印鑑の超絶技巧、水引で作られた結納品の数々。昔はお嬢さんが複数いるおうちは家が傾いてしまいそうなほど嫁入り支度は大変だったそうです。その向かい側には工芸菓子で作られた花神輿。息を飲む美しさと技術の高さに興奮しました。美しい!rurimitsuyubiさんの口コミ
武家屋敷を抜けて直ぐの処に有ります、武家ではなく町家の暮らし向きが良く分かります、九谷焼の器の展示や実際に料理を盛った写真、有名な手鞠、手描き友禅のふくさや風呂敷、婚礼の水引等も展示されているので本当に庶民文化を理解するのに分かりやすかった、訪れて正解ですRoving808437さんの口コミ
古い薬屋の店舗がそのまま保存されていて、薬の説明や商売の様子の解説も興味深いのですが、その奥にある住居部分がすごいです。1階には花嫁のれんや加賀手鞠が何種類も展示されています。そして、2階には豪華絢爛な水引細工の結納の品がずらっと並べられていて壮観です。入場料は100円ですが見ごたえがあって、長町武家屋敷に行く方にはオススメです。coraltokyoさんの口コミ

石川県立伝統産業工芸館(石川県金沢市)

加賀水引をはじめ、石川県内の伝統工芸品36種を一挙に収蔵・展示。石川の伝統工芸を体系的に学べる充実の展示内容は高い評価を得ています。常設展第2展示室では、松竹梅や宝船など何とも華やかでおめでたい水引作品や、大河ドラマ『利家とまつ』のオープニングで使用された作品「飛蝶」が展示されています。

撮影者:管理者提供の写真

撮影者:管理者提供の写真

兼六園に隣接している工芸館です。兼六園を訪問する際に、運よくここに駐車することができたので、ついでに見学してきました。輪島塗は輪島の美術館で、九谷焼は大聖寺の九谷焼美術館でじっくり見てきたので、ここでは加賀友禅や金箔などを中心に見てきました。他にも、和傘、漆器、陶芸、水引など、石川県の伝統的工芸品は36業種もあるとのことです。wakiabcさんの口コミ
6月に続き2回目の金沢でしたので、何か金沢らしいものを作ったりしてみたいと思い、「水引ぽち袋」と「組子のコースター」の体験に参加しました。水引ぽち袋、組子のコースターともに所要時間は20~30分程度だと思います。スタッフの方が丁寧に教えてくださいました。伝統産業工芸館の展示は常設展以外に企画展もあり、金沢の伝統や現代の職人の作品にも触れることができ、興味深かったです。Adventurer806477さんの口コミ

金沢・クラフト広坂(石川県金沢市)

石川県の伝統工芸品専門のセレクトショップ。2階は加賀水引をはじめとした伝統工芸品を現代風にアレンジした逸品が集うギャラリーがあり、定期的に企画展を開催。お土産探しは、1階のショッピングフロアでどうぞ。おすすめは、加賀水引のアクセサリーキット。手作りの醍醐味を味わえますよ。

撮影者:マッキネン

撮影者:Prescilia L

ここで水引を使った手作りアクセサリーのキットを買いました。お土産にもいいと思います。ほかにも美しい和紙など和テイストのクラフト作品が展示・販売されています。こんなお店があるのも金沢ならではだと感じました。Go803546さんの口コミ
2階には地元の人のたくさんの力作が展示されており販売もしてくれるようですが、やはり金額的には手が出ませんでした。1階にはやさしい女性が4人位だったでしょうか?話し相手になってくれていろいろと教えてくれ、時間もあまりなかったので取説付きの金沢水引のセットを買い求めました。カードも使えます。21世紀美術館のすぐそばでもあり、またゆっくりと行って見たいお店です。ji6ohvさんの口コミ
伊予水引

「伊予水引」発祥の地である四国中央市は、深い山々に囲まれ豊かな水源を持つ自然豊かな土地です。乾燥作業に適した松原を有することから、江戸時代より和紙の生産も盛んに行われてきました。伊予水引は元結業と共に発展してきましたが、明治時代以降は水引業がメインに。伊予水引は様々な色を多用し、金銀や光沢フィルムを組み合わせるなど、新しいものを取り入れる柔軟性が魅力の1つです。

紙のまち資料館(愛媛県四国中央市)

四国中央市で生産された良質な紙製品の展示や販売を行っている施設。入館無料で、伊予水引の核となる伊予和紙の歴史や作り方を学べます。さらに、伊予水引で作られた虎や龍のオブジェといった水引工芸品が多数展示されているほか、2階ではリーズナブルに手漉き和紙の体験もできます。

撮影者:riemama

撮影者:riemama

無料で紙に関する展示を見ることができます。意外な物が紙でできていることに感動、特に水引細工は見ものです。shimanamiiさんの口コミ
一対の水引細工が入り口で出迎えてくれます。中は、地場産業である紙の生産工程や、日本一と言われる産地だけあって多種多様の製品が展示されています。また、販売もされていて、今回はポストイット不揃い1袋200円で販売されていました。良く使う人には良いと思います。riemamaさんの口コミ
常設展は、水引で作られた虎や龍等の置物や一枚の紙で折ったつながった鶴の折り紙、そして和紙に関する多くの資料等を興味深く拝見しました。さすが大王製紙の本拠地にある資料館でした。u70wellnessさんの口コミ

水引の起源は諸説ありますが、最初は紅白の麻紐から始まり、やがて室町時代後期になると紙縒に糊水を引いて乾かして固めた糸状の紙を用いて製作するようになっていきました。時代と共に変容していく水引の世界は、芸術、インテリア、雑貨、アクセサリーへと広がり、ますます多くの人々を魅了しています。今回ご紹介したスポットを参考に、華麗で奥深い水引の世界をぜひ体感してみてくださいね。

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