最注目される日常の美、民芸館へ出かけませんか?

大正時代に、庶民が日常で使う生活の中から新しい美として見出されたのが「民芸(民衆的工芸)」です。そして現在、若者を中心に民芸が再び注目されつつあります。しかし、民芸の美しさとは何か、何が民芸なのかとは、わかりにくいものです。そこで日本各地にある民芸館をご紹介します。美術館とはひと味違った展示品の数々を見れば、民芸の魅力に気づくかもしれませんよ。

日本民藝館(東京都目黒区)

1926年に民藝運動を提唱した一人で「民藝運動の父」といわれる柳宗悦が、1936年に創設した施設です。収蔵品は約1万7000点、江戸後期以降の陶磁器や染め織物、木工品などの生活工芸品を展示する、日本の民芸の中心施設です。

TomoeMakinoさんの投稿写真

integrale-16vさんの投稿写真

水曜日は柳宗悦の邸宅の開放日でもありました。その為少し混んでいました。でも相変わらずの作家の仕事にお部屋が分かれ見応えがあります。おいおいkさんの口コミ
柳宗悦の民藝の美意識が民藝館建物から内部の隅々までみられます。展示品も柳宗悦の世界そのもので、民藝の美を堪能できます。待兼山さんの口コミ

大阪日本民芸館(大阪府吹田市)

1970年の大阪万国博覧会の際に、日本民藝館が出展したパビリオンを引き継いで、1971年に誕生した施設です。個人作家の作品を中心にしたコレクションと、日本民藝館の収蔵品をメインにした展示を行っています。

りゅうちゃん2015さんの投稿写真

まず建物が魅力的で、40年以上昔に、世界中の人たちに「日本の民芸」を見せるのに相応しい魅力的なつくりでした。y kさんの口コミ
毎回の企画展が、なかなか深いです。ゆっくりと、その時のテーマごとに、日本各地の”民芸”というものを知り、学ぶ、貴重な場所だと思います。lemon201503さんの口コミ

松本民芸館(長野県松本市)

工芸店を営んでいた丸山太郞が、民芸運動に共感して創設しました。「美しいものが美しい」との言葉を残した太郞が、独自の審美眼で蒐集した品を展示しています。松本箪笥や行李といった職人の手仕事による逸品ばかりです。

投稿者:ケイ60

TakashiBirdさんの投稿写真

生活に根付いた美意識を感じる民芸品の数々に感動します。素晴らしい民芸品だけでなく、建物、庭全体でその美しさが感じられます。smilemaruさんの口コミ
集めた小さな道具を、ひとつひとつ観察して絵に描いて、感想も書くマニアな丸山さん。展示もエスプリがきいているというか、しつらえも落ち着いて、美しいたたずまいです。めぐ206さんの口コミ

濱田庄司記念益子参考館(栃木県益子町)

陶芸家であり、民芸運動にも熱心であった濱田庄司が80歳を記念して設立、開館させました。古民家を移築し、濱田庄司が蒐集してきた品と自身の作品などを収蔵しています。一般の人に「参考にしてほしい」との思いから、参考館という名が付きました。

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Fulwildさんの投稿写真

民藝運動の原点とも言える場所だと思いますので、以前から行きたかったのですが、ようやく叶いました。素晴らしい家屋と家具、所蔵品の数々。時を忘れてゆっくりと巡ることができました。1624loveさんの口コミ
長屋門の入り口から石蔵や登り窯それに住居などがなだらかな傾斜面に建ち、誠に趣のある造形に心を奪われてしまいました。majika2016さんの口コミ

日下部民藝館(岐阜県高山市)

明治時代に、江戸時代の建築様式を用いて建てられた町家が、日下部住宅です。国の重要文化財にも指定されている建物が、民芸館として公開されています。江戸時代に現在の1億円近くを投じて作られた仏壇や、花嫁籠や花嫁衣装など、裕福だった商人が生活の中で使用していた品々を見学できます。

Turwathさんの投稿写真

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囲炉裏、立派な仏壇、中庭の美しさ、商家の主人が使ったであろう籠や竹細工の作品も、民芸品とともに素晴らしく、保存状態も良くて入館料500円の価値が充分あります。おいおいkさんの口コミ

高山を代表する商家に相応しい総檜造りで、正面表構えの出格子や入格子、深い軒、屋根の緩い勾配などに江戸時代の高山の町家建築の特徴が見られます。2ji3さんの口コミ

倉敷民芸館(岡山県倉敷市)

日本民藝館に次いで、全国で2番目に誕生した民芸館です。伝統的な建造物が残る美観地区にあり、江戸時代に建てられた米倉を活用しています。初代館長を務めた外村吉之介が、国内外で集めてきた陶磁器やガラス製品、染織品など1万5000点を所蔵しています。

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倉敷に限ったものではなく、全国各地の民芸が集められています。昔のガラスの食器や衣類など、さまざまな展示があります。迷路のような建物になっていますが、ゆったりした展示になっています。tocchan08さんの口コミ

実際に人々が使っていた籠やガラス食器、陶器や織物製品が展示されています。生活道具なのでシンプルな造りながら懐かしさを感じました。大阪のオバチャンさんの口コミ

鳥取民藝美術館(鳥取県鳥取市)

鳥取で民芸運動を支え続けた医師、吉田璋也が、自らの収集品を陳列して始めた民芸館です。古い民芸品を展示するだけでなく、暮らしに取り入れてもらおうと、「たくみ工藝店」を隣にオープンさせて、作家作品や職人が手がけた品を販売しています。

インテリゲンちゃんさんの投稿写真

展示物は焼き物、箪笥等歴史を感じるものがたくさん。個人的には二階に展示されている古い錠前がオススメです。じるこんさんの口コミ
土蔵を改装した建物の中に入っていくと、家具と様々な民芸の品が展示されています。日本のものは勿論、韓国の器、そして吉田璋也氏がデザインして作られたものもあります。落ち着いたなかにも民藝らしい美意識があり、素晴らしい品の数々です。そわさんの口コミ

「手仕事」や「作家作品」が高い評価を受ける現代だからこそ、民芸館を訪れて、古きよき「民芸」にふれてみてはいかがでしょうか。

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