本当は美しい、心洗われる聖地「恐山」

硫黄臭が立ち込め、地獄さながらの風景が広がる「恐山」は、死後の世界や死者に寄り添う、癒しの場でもあるんです。みちのくのさいはて、青森県下北半島にある聖地の魅力を掘り下げてみましょう。

恐山とは?

高野山、比叡山とあわせ、日本三大霊山に数えられる青森県むつ市に位置する霊場です。「恐山」という山は存在せず、宇曽利(うそり)湖を中心とする釜臥山、大尽山などの八峰を総称して「恐山」と呼んでいます。

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ここに行った目的は津軽三十三観音番外札所としての「恐山伽羅陀山菩提寺」への参拝。創建後1200年近くが経過した円仁(慈覚大師)を開基とする曹洞宗寺院でご本尊は地蔵菩薩。お遍路さん京都市さんの口コミ
恐山というとどうしても怖いイメージで、怖がりな自分は敬遠していましたが…行ってみると抱いていたような恐ろしさはなく、静かで美しい場所でした。☆MAKi☆さんの口コミ
近づくと硫黄のにおいが車内に入ってきます。
お寺の本堂から先に進むと、硫黄と岩。地獄のような光景です。
しかし、先に進むと美しい湖が広がり、天国のような景色でした。やまだやまおさんの口コミ

「恐山」への入り口には、「三途の川」が流れています。悪人は渡ることができないと言われている「太鼓橋」を渡って、いざ、この世ならざる世界へ。

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「恐山」といえば、地獄めぐり

岩場から硫黄泉が湧出し、まさに〝地獄〟のような景色が広がる中、それらをめぐって、死者の成仏を願うのが、「恐山」のお参りの仕方。「無間地獄」「金堀り地獄」「賭博地獄」など、136の地獄があります。この世のものとは思えない独特の地形に、死後の世界を思わずにはいられません。ぐるりとめぐるのにかかる時間は、約40分ほどです。

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恐山一帯を順番に参拝できるようになっており、所要時間は、大体40分位で
水子供養や八角堂、「血の池地獄」と言われる池、賽の河原があり極楽を思わせる白砂の浜と湖など
生と死をこんなにもはっきりと表現できていて、今までにない景色を目の当たりにして独特な印象を受けました。トルコ石さんの口コミ
地蔵堂の左手から順路に従って地獄巡りをしました。そこかしこに死者の霊を慰める為に積み上げられ石やお地蔵さんの周りで無数の風車がからからと鳴っている様は異様です。周りに参拝客がいたからいいものの一人暗がりではまさにおどろおどろしいという表現がぴったりの場所だと思います。DoubleO7佐倉さんの口コミ
あちこちから湧き上がる温泉と、死んだ子供たちを手伝うために人々が積み上げた石、風が強いために回り続ける風車の音が物悲しくて不思議な魅力がありました。硫黄があるために荒地と緑地の境目がはっきりしていて、その風景も面白かったです。19sukoさんの口コミ

カラカラと回る風車にも意味があります。これは、幼い子供の霊を慰めるために置かれているものなのです。故人を思って供えられた、草履や手ぬぐいなどが、ぶら下がっている地帯も。3mほどもある巨大卒塔婆もそびえます。

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奥に歩いていくとどんどん景色が変わっていきます。いたるところに積み重ねられた石があり、湖の近くにはカラカラと風車がまわっていました。
また、亡くなった方のお名前や住所が書かれた「てぬぐい」が木に結ばれているところ、生前着用していた衣類や「草履」を納める場所がありました。TIMEXGさんの口コミ

なんと、温泉もあるんです。恐山温泉と呼ばれており、入山者は、誰でも入浴することができます。

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入山に際しては湯治場の温泉に入れますので、是非タオルをお持ちください。男女別の建物なので、女性も気兼ねなく、いいお湯を楽しめます。BURUTAさんの口コミ
恐山菩提寺の境内には、恐山温泉があり一番湯のつもりで温泉小屋の扉を開けたのですが、先客が1人入っていました。一番風呂は逃しましたが開放感のあるいい温泉でした。さかま菌さんの口コミ

境内に温泉がありますので、ここまでたっぷり汗をかいたツーリストにはタオルを持って見学に出かけることをお勧めします。周囲の強烈な硫黄臭のイメージ通りのしっかりとした熱い温泉が楽しめます。温まった身体は宇曾利山湖畔で冷ましましょう。極楽を感じられます。ykasugaiさんの口コミ

「恐山」は地獄だけじゃない!?

極楽浜

地獄めぐりをする岩場エリアの西南に隣接して湖があります。正式名称を「宇曽利山湖」というカルデラ湖なのですが、その極楽浄土を思わせる美しさから海ではないのに「極楽浜」と呼ばれています。特に秋は、エメラルドグリーンの湖面と紅葉のコントラストが鮮やかです。

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恐山の近くにある湖です。
水辺はなだらかな白い砂浜で、水は綺麗に透き通っています。
とても静かな場所で、神秘的でした。buurinnさんの口コミ
エメラルドグリーンの美しい湖でした。賽の河原、浄土浜からよく見えます。この湖には三途の川が流れ込んでいます。gotoh0324さんの口コミ
周囲は「賽の河原」と名付けられるだけあって硫黄臭漂う壮絶な景色。 湖はカルデラ湖で強酸性のエメラルドグリーンの美しい水を湛えている。 何度も訪れているが、毎回荒涼とした周囲とあまりに美しすぎる湖水との対比が鮮やかすぎて時間の経つのを忘れてしまう。buurinnさんの口コミ

この様な湖は初めてです。正に比類を絶するとゆう表現がぴったりです。

静かで美しいのですがこの世のもので無い様な何か希薄感、空虚感を感じました。あの世の湖と言われたらしっくりする様な。tokyothemoonさんの口コミ

賽の河原

「極楽浜」の手前には、無数の石積みが。「死んだ子どもが、両親の供養のために石を積んで塔を作るが、鬼に壊される。そして、地蔵菩薩に救われて、また石を積む……」と伝承される場所が現実に。

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恐山にある硫黄が流れている川。
河原は硫黄により植物不毛の地となっています。
そこに石が積まれ、カラスがたかり、地獄に続きそうな雰囲気です。やまだやまおさんの口コミ
小石が沢山積み上げてあり、
親より早く亡くなった子が、早くこの世を去った罪を詫びながら石をつみあげる光景がリアルに感じられました。もの悲しさを感じました。doraneko3さんの口コミ
「霊場・恐山」、その中の名所のひとつが、この「賽の河原」です。
その名の通り、ここ「恐山」の中でも、「積み石」が一番多い所で・・・なんとも言えない雰囲気が漂っていました。hannibal0218さんの口コミ

子供達は地蔵菩薩に見守られながらも幾日も幾日も積み上げているので少しでも一緒に積んであげてくださいと説明がありました。そんな岩場の地獄に子供達の為にと置かれた風車もとても印象的でした。小嶋 さかえさんの口コミ

恐山菩提寺

「恐山」は、全体が「恐山菩提寺」の境内なんです。「地蔵堂」には、本尊の「地蔵菩薩」が安置されています。地獄めぐりのスタート地点です。

swordfish24さんの投稿写真

Andrew1234さんの投稿写真

貞観4年(862年)に慈覚大師がこの地に開山したと説明がありましたが、本州の最北に極楽と地獄を思わせる光景がこれ程近くに隣合せている場所を良く見つけたと感動しました。
宇曽利湖のコバルトブルーと火山石を積み上げた石積みの対象、そして硫黄の臭い、菩提寺と周囲の山々が独特の雰囲気を醸し出していました。naojinchanさんの口コミ
比叡山、高野山と並んで日本三大霊場の1つで、862年に慈覚大師が開山したとのことです。
境内は神秘的な静寂を保つ宇曽利山湖の畔で、地獄谷や賽の河原とよばれる荒涼とした風景が広がります。
霊場らしい雰囲気を感じました。ZRX大津市さんの口コミ
三大霊場といいますが、恐山は国内第一の霊場ですね。歩く先々に悔悟や煩悩や病気や戦争、人間の永遠の悩み・悲しみが訴えられていました。無欲に質素に生きよ、人は裸で死んで行くのだから。そんな霊波が伝わって来ました。Hiroyuki Mさんの口コミ

恐山を歩いていくうちに、亡くなった父のことが思い出され、あまり親孝行できなかった私は涙がとまらなくなりました。ぜひ、恐山に行ってみてください。恐いところではありません。とても、心が洗われる場所です。masakomasakoさんの口コミ

イタコの口寄せ

「イタコ」とは、霊を憑依させ、口寄せをする巫女のことを言います。いつも会えるわけではなく、夏の恐山大祭と秋の恐山秋詣りの際に限られるので、ご注意を。期間中は、〝死者の言葉〟を求めて、大行列になります。

いけのめさんの投稿写真

恐山の門を入るとテントが三つあり、イタコの口寄せと書かれた看板があったので、テントの真ん中の方にお願いしました。
亡き母を呼んだのですが、亡くなった日を聞かれて、聞きたいことは何か。と言われます。
本当のところ亡き母がきているのかはわかりませんが、胸が熱くなり、なぜだか涙が出てきました。osanpogasukiさんの口コミ

恐山といえばイタコ、と思っておられる方もおられるかと思いますが、常時イタコの方がいるわけではありません。恐山大祭など祭りが行われているときのみですので、イタコを目的の一つとされて訪れようとしているかたは要注意です。waterfoxesさんの口コミ

地獄だけでなく、浄土あり、温泉ありの「恐山」は、一度訪れる価値アリ。ちなみに、道路が冬季通行止めになるため、5月1日~11月上旬までしか行くことができませんので、ご注意を。

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