文学でたどる世界遺産7選!あの名著にインスピレーションを与えたのはここ

世界遺産のなかには、文豪や芸術家たちが生活し、作品創作の際にヒントを得た場所や、町そのものが文学・芸術作品の舞台になった場所が数多くあります。この「文学や芸術の源泉」という点も、世界遺産への登録要件の大きなポイントの一つ。ここでは、文学作品と関連の深い、おもな世界遺産を紹介します。

ミケーネの古代遺跡(ギリシャ)

紀元前1600~前1200年頃のミケーネ文明の都市遺跡。伝説の都市といわれていましたが、シュリーマンの発掘でその存在が明らかになりました。このミケーネからの遠征軍によるギリシア神話上の戦いであるトロイア戦争を題材に、紀元前9世紀頃に書かれたのが、ギリシャ最古の長編叙事詩であるホメロスの『イリアス』です。ミケーネはギリシャ最古の文明の発祥の地として、近隣のティリンスの遺跡とともに世界遺産に登録されています。

Playjackさんの投稿写真

bryan0511さんの投稿写真

ギリシャを知るうえで欠かせない、ミケーネ文明について興味がある人には、ぜひ訪れてほしい場所。今も跡形が残る墓地や貯水庫、建物から、当時の文明がいかに優れていたかが伝わってきます。ayamuさんの口コミ
トロイア戦争の登場人物であるギリシャ軍の総大将アガムメノン王の遺跡です。歴史の教科書などに写真が紹介されるほど有名な獅子門を見たときは本当に感動しました。遺跡自体は中規模ですが、「イーリアス」や「アガムメノン」などギリシャ文学を読んでいくと古代の風景を想像しながら散策できて楽しいと思います。Deen33さんの口コミ

プラハ歴史地区(チェコ)

プラハは「黄金のプラハ」と呼ばれた輝きを今も残す、中世の香り漂う古都。そのシンボルであるプラハ城内にある「黄金の小道」の家々では、錬金術師が黄金や不老長寿の秘薬を作る実験をしたと伝えられます。20世紀初頭にここで暮らしていたのが、プラハ出身のフランツ・カフカ。小説『変身』や『審判』などで名をなした彼は、かつて「プラハは私を離さない」と書き記しました。その言葉が、この街がいかに魅力的かを物語っています。

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Joecriuさんの投稿写真

混むので朝一がお勧め。聖ヴィート大聖堂、黄金の小道は外せない。できれば正午の衛兵交代が立派なので、時間がある方はどうぞ。丘の上なので景色もきれい。tmkt18さんの口コミ
正午の衛兵交代式が見られる広場の入り口はとても混んでいますが、旧登城道からの入り口はすいています。中にはカフカが仕事場にしていた家やミュシャのステンドグラスのある聖ビート大聖堂、大統領府などがあり、見応えたっぷりです。中庭にはスタンドやカフェもあり食事もできました。ガメラさんの口コミ

ヴェローナの市街(イタリア)

イタリア北東部のヴェローナは、ウィリアム・シェークスピアの戯曲『ロミオとジュリエット』の舞台となったことで特に有名です。この戯曲は、13世紀後半にヴェローナで起きた貴族間の抗争をテーマに描かれたもの。お話の世界そのもののような雰囲気にあふれる街には、ジュリエットのモデルとなった女性の住んでいた家も現存し、「ジュリエットの家」として多くの観光客を集めています。

Arianna Aさんの投稿写真

stanmansurreyさんの投稿写真

通りに面した路地(両側の壁には恋人たちのメッセージがいっぱい)を入っていくとその奥に中庭があり、そして中庭に面して小さなこのバルコニーがあります。中庭にはジュリエットの像が置かれていて、その胸に触ると幸せが…みんな、ここぞとばかりに触っています。chiaiko2015さんの口コミ
小説や映画で知られ名作の舞台となったバルコニーです。数多の観光客が訪れ、特に女性や乙女のみなさんが、このバルコニーをうっとりと眺めていました。きっとみなさん自分がヒロインとなった過去や、あるいはなりたいという夢や願望があって眺めていることと思います。ジュリエッタの家の入場料を払い中へ入れば、誰でもがこのバルコニーに立つことができ中庭を見下ろし主人公の気持ちを味わうことができます。kenken1010さんの口コミ

セゴビアの旧市街と水道橋(スペイン)

古代ローマ時代から中世までの歴史的建造物を数多く残すセゴビアでは、標高1002mの岩山の上に建つ王宮のアルカサルが、街のシンボル。ローマ時代の城塞を改築したといわれるアルカサルの、三角帽をかぶったような姿は、まるでおとぎの国から抜け出たよう。優美な姿のお城は、ウォルト・ディズニーの映画『白雪姫』に登場するお城のモデルになりました。

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vinctrovさんの投稿写真

旧市街といっても古臭いわけではなく、童話や御伽噺の世界に迷い込んだかのようなかわいい街並みです。住みたいと思えるくらい素敵でした。buurinnさんの口コミ
丘の上から遠く見えるお城も素敵でしたが、すぐ近くに寄って見上げると、あ~白雪姫の城ね~って。外観が有名すぎて、中は想像と違いました。宮殿のようかと思ったら、古い教会のようなイメージでした。いろいろ説明を聞いて回ると想像が膨らんで楽しめると思います。西垣さんの口コミ

ハバナ旧市街(キューバ)

ノーベル賞作家のヘミングウェイがこよなく愛したキューバ。彼は人生のうち22年間をこの国で過ごしました。世界遺産に登録されている旧市街のオールド・ハバナは、華麗なバロック建築の建物や、カリブ海最強の砦と謳われた要塞が残る、かつてのスペイン植民都市です。この街にはヘミングウェイが常宿としていたホテルや、彼の通いつめたバーなどが残っています。ハバナで出会った老漁師との交流から生まれたが、彼の名作『老人と海』です。

LangleyDivaさんの投稿写真

marianelamonさんの投稿写真

建物は昔ながらのヨーロッパ調で街にはたくさんのレトロなアメ車が溢れかえってその調和が何とも言えない素敵な雰囲気をかもし出してる場所です。レストランに行けば必ずと言って良いほど生演奏に歌といつも店内は明るく心が踊らされます。裕香子 竹さんの口コミ
とにかく街全体に音楽が溢れ、街並みもカラフルで、歩いてるだけでわくわくする場所でした。モヒートを飲みながらのんびり過ごすのがしふく!shiori555さんの口コミ

ロワール渓谷(フランス)

フランスのロワール川流域に広がる渓谷には、15世紀前後に建設された数々の優雅な名城が点在します。「フランスの庭園」とも呼ばれ、300を超える城館が建つ流域のうち、約200kmにわたる範囲が世界遺産に登録されています。そのエリア内にある名城の一つがユッセ城。ヨーロッパの民話『眠れる森の美女』をシャルル・ペローが童話化した際、そのモデルとしたのがユッセ城です。

Roberto mさんの投稿写真

VeroniqueVIDALさんの投稿写真

現在の持ち主が実際に住んでいるため、全部の部屋を見ることは出来ませんが、眠りの森の美女を意識した展示がしてあるので、他のお城の内部見学とは異なった印象があります。城のテラスから、広々とした麦畑(?)が一面に見え、何だか開放感がありますね。優雅ながらメルヘンチックな雰囲気もあり、どこを撮っても絵になるお城です。あめおんなさんの口コミ

ガラパゴス諸島(エクアドル)

絶海の孤島である火山島群からなるガラパゴス諸島には、固有種のガラパゴスゾウガメやガラパゴスリクイグアナ、溶岩台地に育つヨウガンサボテンなど2000種以上のユニークな動植物が生息します。その独特な生態系に魅せられたのが、チャールズ・ダーウィン。彼は、ガラパゴス諸島の動植物の進化の過程を研究し、「進化論」を『種の起源』にまとめました。

Kinesaloandreaさんの投稿写真

Viviana Sさんの投稿写真

空港からのパッケージツアーで最初に訪れました。あたりはゾウガメだらけで圧倒されました。お土産やさんに置いてあるゾウガメのぬいぐるみの顔がETそっくりで笑ってしまいました。macky005さんの口コミ
色々な場所にアシカがゴロゴロとお昼寝 その様子は人間のよう。桟橋にベンチに船の上。どこにでもユルい姿で寝転がり、その姿を見てるだけで癒されます。道は海イグアナがいます。beaversanさんの口コミ

今回はおもに名著が誕生するきっかけになった世界遺産を紹介しましたが、ほかにも絵画や音楽など、芸術家の魂を揺さぶった遺産が数多くあります。そのようなテーマで世界遺産巡りをするのも、面白いかもしれないですね。

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