2017年 旅好きの口コミで選んだ!九州の道の駅ランキング
トリップアドバイザーでは、8月に全国の道の駅ランキングを発表しましたが、今回は九州編です。7つの県からなる九州には120以上の道の駅があります。九州の道の駅ではどんな地元グルメや特産品に出合えるのでしょうか。さっそくランキングをチェックしてみましょう。
道の駅 なんごう(宮崎県日南市)
海岸線を走る国道448号線沿い、日南海岸国定公園のほぼ中央にあって、日向灘を望むパノラマビューが評判の道の駅です。この絶景を見ながら食事ができるレストランでは、みやざき地頭鶏(じとっこ)や宮崎牛を使った料理を味わえます。敷地内には世界三大花木の一つであるジャカランダの、日本唯一の群生林があり、5月下旬から6月下旬頃まで鮮やかな紫色の花を咲かせます。
道の駅 たるみず(鹿児島県垂水市)
国道220号線沿い、桜島にほど近い場所に位置する道の駅です。目の前には鹿児島湾(錦江湾)が広がり、その先に桜島、対岸には霧島連山を望みます。この大パノラマの絶景を見ながら浸かれる無料の足湯が設置されています。全長は60mもあり、日本最大級の長さです。また有料の入浴施設も備えています。錦江湾はブリとカンパチの一大養殖地で、レストランでは新鮮なブリやカンパチの刺身や海鮮丼を食べられます。
道の駅 阿蘇(熊本県阿蘇市)
JR豊肥本線阿蘇駅の駅前で、国道57号線と212号線が交差する交通の要衝に位置する道の駅です。阿蘇五岳を正面に望み、駐車場には阿蘇に自生するコナラなどを植栽するなど、阿蘇の自然を感じられるようにデザインされています。名物は、阿蘇の伝統和牛「あか牛」の牛丼や溶岩焼き。おみやげに人気なのが、阿部牧場の乳製品やひばり工房のウィンナーソーセージなど、阿蘇の素材にこだわった逸品です。
4位 道の駅 七城メロンドーム(熊本県菊池市)
熊本県菊池市七城町は、肥沃な土壌と清らかな湧水に恵まれた土地で、九州を代表するメロンの産地として知られています。国道325号線沿いにあり、3つのメロン型の屋根が印象的な道の駅は、特産のメロンにこだわりぬいた施設です。試食してから購入できるメロンの特設売り場、メロンジュースやメロンシャーベットなどを販売する売店など、まさにメロン尽くし。メロンの旬は5~6月。また10~11月のメロンもおすすめです。
5位 道の駅 フェニックス(宮崎県宮崎市)
昭和40年代の新婚旅行ブームの際には、一大観光地として賑わった日南海岸。その入口にあたる堀切峠から南へ1kmほどの場所にある道の駅です。かつて多くの新婚夫婦を魅了した美しい景観は今も変わらず、青い空と海、「鬼の洗濯岩」と呼ばれる奇岩を見渡すことができます。景観と並ぶ名物がソフトクリームです。みやざきマンゴー、プレミアム日向夏など、多彩なフレーバーが揃います。
6位 道の駅 いぶすき(鹿児島県指宿市)
薩摩半島の南東端、池田湖や開聞岳といった観光地を有する指宿市の道の駅です。海沿いを走る国道226号線に面して建ち、錦江湾や大隅半島を一望できます。指宿の特産物であるオクラやソラマメ、ビワをはじめ、生産者から直送された地元野菜が並ぶ売店は地元客にも好評です。食事処では、錦江湾の新鮮な魚を使った海鮮丼や、地元小牧地区に伝わるさば節を使った小牧みそ蕎麦などが定番人気です。

ジェスロタックさんの投稿写真
7位 道の駅 大津(熊本県大津町)
かつては宿場町として栄え、今では「阿蘇の玄関口」といわれる大津町の国道57号線沿いにある道の駅です。熊本県の“うまかもん”を集めた物産館や、工芸品や日用品などが揃う工芸館などがありますが、注目は2016年にオープンした「あか牛レストラン肥後郷土料理よかよか」です。阿蘇の自家牧場で育てたあか牛をステーキや丼、カツなどさまざまな料理で提供しています。
8位 道の駅 上天草さんぱーる(熊本県上天草市)
天草諸島の北端、天草の玄関口になる大矢野島。その中心部、国道266号線(天草パールライン)沿いにある道の駅です。施設内には観光協会が、国道の反対側には天草四郎のテーマ館があるなど、上天草の観光拠点でもあります。道の駅の名物は、地元名産のパール柑やあまくさ晩柑などの柑橘類や、早朝水揚げされた新鮮な魚介類。鮮魚目当てに、クーラーボックス持参で訪れる人も多いそうです。
9位 道の駅 美里 佐俣の湯(熊本県美里町)
熊本県の中央部、国道218号線と443号線の近くにある道の駅です。「佐俣の湯」という名称の通り、宿泊施設を備えた温泉施設がメインとなっています。温泉はアルカリ性単純泉で、肌がつるつるになることから美人の湯ともいわれています。美里町の特産品や農産物加工品を扱う物産館の前には、無料で利用できる足湯があり、ここでも温泉を楽しめます。
10位 道の駅 原鶴(福岡県朝倉市)
江戸時代から湯治場として賑わい、「博多の奥座敷」とも呼ばれる原鶴温泉の入口にあたる、国道386号線沿いにある道の駅です。中核となっているのは、ファームステーションバサロという物産館。バサロとは、この地方の言葉で「たくさん」を意味し、その名の通り、野菜や果物はもちろん、手作りの惣菜や弁当など、品揃えはバラエティに富んでいます。道の駅の目の前に広がる、広大なひまわり畑にも注目です。