出雲大社をすみずみ巡る!じっくり参拝ガイド
神の国・出雲の象徴とされるのが、縁結びの神・福の神として名高い出雲大社。主祭神はだいこく様として馴染みの深い大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)です。「古事記」にある神話には、大国主大神が高天原の天照大神(あまてらすおおみかみ)に国を譲り、その際に造営された天日隅宮(あまのひすみのみや)が出雲大社の始まりとされています。日本有数の聖地ともいわれる出雲大社の歩き方、ご案内します。
古代出雲歴史博物館
出雲大社の隣りにあるので、参拝する前に立ち寄って、出雲大社の歴史を予習しましょう。門からエントランスホールまで続く桂並木は、約109mあったとされる古代の出雲大社の引橋(階段)をイメージしています。出雲大社本殿1/10模型、加茂岩倉遺跡で発掘された39個の銅鐸、13世紀半ばの出雲大社本殿を支えたとされる巨大な三本柱など、出雲大社関係の貴重な品々を多数展示。ショップやカフェもあります。
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マトリョーシカ状態に重なった銅鐸とか、妙な筒がいっぱいくっついた土器とか。
出雲大社の本殿への階段も、天にも届きそうです。cherry_lover33さんの口コミ
近年縁結びにご利益があると注目されている出雲大社。本殿、拝殿、彰古館など、見どころが多数あります。絶対にはずせない参拝ポイントをご紹介します。
松の参道
祓橋(はらいのはし)と呼ばれる太鼓橋から境内までは、樹齢数百年の松が立ち並ぶ参道が続きます。参道は3つに分かれていて、昔は真ん中を神様が通り、両端を一般参拝客が通ったそうです。

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拝殿
毛利綱広が寛文6年(1666)に寄進した、高さ6mの銅の鳥居をくぐると、昭和34年(1959)築の戦後最大の木造神社である拝殿が目の前に。長さ6m、重さは1.5tもある注連縄に驚きます。一般的に日本の神社の注連縄は、右からない始めていますが、出雲大社はご祭神が西を向いて鎮座する「大社造」であるため、向って左側が上位になるように、左からなってあるのが特徴です。

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本殿
延享元年(1744)に作られた本殿は高さは約24mと、木造の社殿としては日本最大級。社伝によると、平安~鎌倉期は48m、さらに古墳時代~飛鳥期は96mもの高さがあったされています。長らく伝承だと思われていましたが、古代出雲歴史博物館に展示されていた、巨大な柱の出土により、にわかに現実味を帯びてきました。

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八足門(やつあしもん)
拝殿の後ろに回ると八足門があり、本殿を正面から参拝できます。元旦から5日までは八足門が開放され、楼門前まで入ることができます。

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お正月など、特別参拝ができる日も。
神様に一歩近づける、有り難い機会です。furaibo55さんの口コミ
素鵞社(そがのやしろ)
本殿裏にある隠れたパワースポットです。裏手には山自体がご神体ともいわれる八雲山が鎮座しているので、強い霊気を感じる人もいるようです。素鵞社の砂を家の四隅の置くと、家を守ってくれるとか。

furaibo55さんの投稿写真
彰古館
本殿の裏に立つ木造2階建ての建物。1階にはだいこく様・恵比寿様の像、2階には出雲大社の信仰に関する資料が展示されています。

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出雲大社に祀られている大国主大神は、神話「因幡の白兎」で、サメに襲われたウサギに傷を治す方法を教えたとされています。それに因んで、境内のあちこちに可愛らしいウサギのモニュメントが置かれています。

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神楽殿
先程の拝殿のものよりも大きい、日本一の大注連縄はなんと長さ13m、太さ8m、重さ4.4t! 現在の神楽殿は昭和56年(1981)に造営。大広間は270畳敷きもの広さで、神社には珍しく、正面破風の装飾にステンドグラスが使われています。拝殿や 本殿からはちょっと離れていますが、お見逃しなく。

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日本一の国旗掲揚台
神楽殿の前にある国旗掲揚塔は高さ47mもあり、国旗の大きさは畳75枚分、重さは49kg! 旗自体がかなり重いため、雨の日や風の強い日は掲揚されていない日もあるようです。

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是非みてもらいたいです。raira93さんの口コミ
とにかくすべてのものがスケールが大きく、荘厳な雰囲気をたたえる出雲大社。福徳の神でもあり、「大いなる国の王」の名前通り、偉大さが感じられます。